前提
入院時の持ち物は、単身なのか、家族がいて後から荷物を持ってきてもらえるのかによって、準備のしやすさが変わってきます。
私の場合は単身の1人暮らしで、実家が離れており、他に頼る人がいないという状況だったので、そちらの前提で書いていますが、荷物の便利度、重要度という意味では単身でもご家族がいる場合でも同じだと思います。
救急で運ばれて緊急入院する場合などは「最低限必要なもの」の持ち物だけ急ぎで用意して、予定入院で持ち物を用意できる時間的余裕があれば、それ以降を参考にしてください。
入院が決まっている場合は、病院から渡される入院案内を最初に確認しましょう。レンタルできるものや持ち込み禁止のものなどが書かれていることがあります。
最低限必要なもの
これらは救急車で緊急搬送されるような場合でも、可能であれば持って行った方が良いです。
- スマホ・携帯電話
- 親族や保護者、(社用携帯があれば)会社への連絡するのに必要
- 暇潰し・娯楽にも使える
- 財布
- 何か必要な場合でも院内の売店で物品を買える
- 洗濯機・乾燥機はコインランドリー方式のことが多く、現金も必要になることがあるので少額用意しておくと良い
- 病室に貴重品入れがあることが多いが、多額の現金を持っていく必要はない(どうしても医療費を現金で支払いたい場合を除く)
- マイナ保険証/資格確認書など、受診時に必要なもの
- 最悪無くても治療を受けることはできるが、あるなら最初から持っていけると手続きがスムーズ
基本的な持ち物
一般的な持ち物なので詳しくは説明しません。
- 歯磨きセット
- 入浴セット
- シャンプー・コンディショナー・ボディーソープまたは石鹸
- 欲しい人はボディタオルなども
- 下着
- 靴下
- 人によっては足が冷えるので、数枚あると良い
- (男性)髭剃り
- 長期入院では充電器も忘れずに
- 爪切り・ピンセットなど身づくろいする道具
あって良かったもの
これらはあると快適ですが、病院でレンタルできたり、売店に売っている可能性があるため、持っていかなくて何とかなります。
基本的には、数日外泊する時と同じような荷物を持ってきましょう。
- バックパック・トートバッグ・ボストンバッグ
- 荷物を入れてくるのに使用しますが、洗濯・乾燥した洗濯物入れとしても使える
- 必要であれば複数持っていく
- スーツケース
- 荷物を入れてくるものだが、大きな手術をした後に重い荷物を持つのは大変なので、家族などに荷物を持ってきてもらえる場合は、なるべく自分に負荷がかからないようにするのに便利
- 単身で救急搬送される場合は大きな荷物を持ち込むのは難しいので、タクシーや自家用車などで病院へ行ける場合に限ると考えた方が良い
- 小さめのタオル
- 汗を拭いたり、枕の硬さを調整したり、様々なことに使用できるので、複数枚持っていくのが良い
- バスタオル
- 入浴時はもちろん、枕代わりにしたり、寒い時に膝掛けにしたり、お腹にかけて寝たり、様々なことに使える
- スリッパ
- 最低限入院時の履き物で良いが、履き脱ぎを頻繁に繰り返すので、スリッパの方が快適
- パジャマ・部屋着
- 病室で長時間着ることになるので、着慣れた快適なものを選ぶのが良い
- 点滴を入れるのを楽にするため、袖口が細くなっていくトレーナーのようなものよりは緩い方が良い
- 胸や腹部に関連する病気であればパジャマだけ着て下に肌着を着ない場合は前開きにすると楽かもしれない
- 複数枚あると洗濯でローテーションできるので良い
- スマホ・携帯電話の充電器・ケーブル
- コンセントからベッドやテーブルまで距離がある場合があるので、ケーブルは長いほど良い
- 私は旅行にいつも持っていくiPhone、AppleWatch、AirPods Proを一度に充電できる3-in-1充電器を持っていって快適だった
- USB-Cで統一などケーブル端子の種類を統一できるとゴチャゴチャしなくて良い
- ティッシュ
- ポケットティッシュでも良いので、あるとちょっとしたもの拭いたりするのに良い
- ウェットティッシュ
- 洗面所で手を洗いたいけど手術後で体が痛い、点滴が繋がっていて起き上がりたくない、などの場合に役立つ
- アルコールタイプなら除菌にも使える
- 洗濯用洗剤
- 旅行用の小分けのものだとコンパクトで便利
- 荷物が多少嵩張って良ければ小型のボトルも良い
- 柔軟剤が欲しい人はそちらも用意すると良い
- 水筒・ウォーターボトル
- 私の入院した病院は病棟にドリンクサーバーがあり、お茶や水が提供されていたので、入院後期の点滴が外れて水分を自分で摂取する必要のある時期は1日分の水を汲んで保存しておくの便利だった
入院を楽しむためのもの
これらは主に娯楽用のものです。体調が回復してくると、入院生活では暇な時間も増えてくるので、体を休めつつリラックスできるように工夫すると快適に過ごせます。無くても入院生活には差し支えませんが、あると大変な病院生活も楽しめるかもしれません。
- タブレット
- 病室のテレビは有料なことがあり、一方Wi-Fiは無料だったりするが、その場合ニュースや映画、ドラマを見るためにスマホより画面の大きなタブレットがあると便利
- イヤホン・ヘッドホン
- 病室のテレビを見たい場合はヘッドホンジャックのあるイヤホンやヘッドホンが必要になる。病院でレンタルもできるが、自分の好きなものを持ってくると良い
- スマホやタブレットの利用前提であれば無線のBluetoothイヤホン・ヘッドホンを持ってくるのが良い
- 本・電子本リーダー
- 読み物が好きな方はこちら
- 点滴を考えると片手で読めるサイズのものが良い
- ポータブルゲーム機
- ゲームが好きならゲーム機を持ち込むのは最高の暇つぶし
- ただし、点滴中にゲームに夢中になって、気付いたら点滴が全然落ちていないとということにならないよう注意が必要で、意外と快適にプレイはできないかもしれない
- また、やり過ぎて体調に影響が出ないように注意が必要
不要だったもの
- ドライヤー
- 私の入院した病院では浴室に備え付けのドライヤーがあったので不要だった
- 一般的な簡素なものなので、こだわりたい人は持参すると良いかもしれない
- アイマスク・耳栓
- 念のため持っていったが、それぞれの性能が微妙だったのもあり、結局ほとんど使わなかった
- また、寝ている間に外れてベッドから落ちた場合、手術後の不自由な状態では拾いにくいため扱いずらかった
- ICUでは24時間重篤な患者複数名とフロアを共有することになるので用意しておくと良いと説明があったが、術後の痛みでそれどころではなく一睡もできなかったので使用しなかった
- HDMIケーブル
- 私の入院した病院ではテレビにHDMI端子があり、そのままアクセスできる状態だったのでPCやゲーム機の外部出力に使用できるかと思ったが、テレビカードを購入して挿入しないとテレビの電源が入らなかったので結局使用しなかった
以上は自分の個人的な経験を元に作成したリストです。病院によって設備やレンタル品、持ち込み可能なものは異なるので、入院先の案内も確認してください。
私の場合は単身の1人暮らしで、実家が離れており、他に頼る人がいないという状況だったので、そちらの前提で書いていますが、荷物の便利度、重要度という意味では単身でもご家族がいる場合でも同じだと思います。
救急で運ばれて緊急入院する場合などは「最低限必要なもの」の持ち物だけ急ぎで用意して、予定入院で持ち物を用意できる時間的余裕があれば、それ以降を参考にしてください。


